浅草KT歯科インプラントセンター監修

歯科インプラント治療の実態
歯科インプラント治療。日本で本格的に普及したのが1980年代。眼科で行われるレーシック手術が日本で認可を受けたのが2000年ということを考えても十分な歴史とデータがあり、確立された治療方法といえるでしょう。
厚生労働省の平成28年歯科疾患実態調査のデータによると、60歳以上の日本人が100人いたら3~4人はインプラント治療経験者ということになります。
超高齢化社会を迎える日本において、インプラント治療は今後ますます選ばれる治療として増加していくものと考えられます。
あなたは、
「歯科インプラント治療」と聞いて、どのようなイメージを持ちますか?
- よくわからない?
- 人工の歯?入れ歯?差し歯みたいなもの?
- 人工歯根らしいけどなんだか怖い治療っぽい?
- ニュースでみたけど危険な手術らしい?
インプラントって何?と尋ねられて正確に答えられる人はあまりいません。
ニュースではネガティブでセンセーショナルな話題しか取り上げられませんし、日常生活を送るためにはさほど必要のない知識だからです。
ところで、あなたは以下のどれか一つでも共感できますか?
- 「食べること」は1日の中で、とても大事な瞬間だ
- 健康を維持するためには食事は大切だと思う
- 口内炎ができたり、病気で味がわからない時は食事がつらい
- できればこれからもずっとおいしい食事を楽しみたい
「美味しく食べる」という行動は、人として幸福感を感じる最大の要素といってもいいでしょう。この機会に食事の大切さとそれを続けていくためのインプラント治療の役割を正しく理解していただければ幸いです。
「インプラントに対する正しい知識をつけよう!」
では「歯科インプラント治療」とはどのような治療なのでしょうか。
① フィクスチャーと呼ばれるインプラント体を外科処置により顎骨(あごの骨)に埋め込み、インプラント体表面と骨の結合するまで1か月から6ヶ月間程度待ちます。
② 骨とインプラント体が結合したら、その上に人工歯を装着します。

これを一般的に「インプラント治療」と呼びます。
インプラント治療は、ブリッジ治療や入れ歯治療と比較して、天然歯の状態により近い機能・形態の回復が得られる可能性が高く、健康な歯を削ったり負担をかけたりしないというメリットがあります。

しかし、
インプラント治療は誰でも受けられるわけではありません。
歯周病が進行しすぎた人や、抜歯やそのほかの理由で歯槽骨が極端にやせてしまっている人は、インプラント治療は困難となります。

症例によっては、骨の欠損部分に粉末状の人工骨を補填したり、他の部分の骨を移植したり(自家骨移植)という、あごの骨の再生治療が必要です。それすら困難なケースも当然あるわけで、安全が担保できず、十分な機能回復が見込めないときは他の治療方法を選択せざるをえないこともあります。
歯科疾患の自己診断は危険です
歯科疾患はあなたが考える以上に複雑で多くの原因が絡み合って発生しています。自分の感覚で「これが原因かな」とか「あの時固いものを噛んだのが原因だ」とか、自己診断することは危険です。それは単に「痛みのきっかけ」というだけで、実際は病態が進行していることの方が多いのです。
自分一人で悩まずに、まずは専門機関で相談することです
いずれにせよ、 自己診断や他人の意見ではなく、専門医に相談しましょう。
あなたの幸せな食生活は、しっかりした歯によって支えられています。
歯ごたえ。歯ざわり。食感。これらは歯が無くなると感じることができません。
もしあなたが、これからの食生活にすこしでも不安を抱えているのであれば
まずは 自分が納得できる医療機関を探すことからはじめましょう。
インプラント治療は、あなたと担当医(医療機関)とがひとつになって初めて上手く進んでいくものです。 インプラント治療を受けると、その後は長期的に経過観察、定期健診でお付き合いをすることになります。
そして最終的にどうするのか、決めるのはあなた自身です。
浅草KT歯科のご紹介

浅草KT歯科では、インプラント治療に関する 無料相談をおこなっています。
お電話いただければ、個室であなたのインプラント治療に関するご相談をお受けします。

※お電話でのご予約の際は、
「インプラント治療の無料相談希望」とお伝えください。
※『無料相談』はインプラント治療全般に関するご相談です。より具体的な治療内容や費用に関すること等は、諸検査と診察を受けていただかなければならないため、別途費用が必要となります。

あなたのこれからの幸せな食生活をお手伝いします。
インプラント治療Q&A
Q. 年齢制限はありますか?

成長発育途上の子供にはインプラント治療はできません。個人差はありますが、だいたい18歳以降に治療を始めるのが一般的です。逆に高齢者は全身状態に大きな問題さえなければ何歳でも可能です。
Q. 持病がある人でも治療を受けられますか?

明確な基準があるわけではないので、個々に診察を行って決める必要がありますが、心疾患や肝臓、腎臓などに重い疾患を持つ人はインプラント治療は難しくなります。糖尿病もコントロールができていなければ、感染の危険性が増し、インプラント周囲炎を起こしやすくなり、インプラントの寿命も短くなる可能性が高くなります。日常的に薬を飲んでいる人は、主治医と相談し、インプラント治療が可能かどうかを検討することも必要です。
Q. 金属アレルギーがあるのですが。

ほとんどのインプラント体はチタン製です。チタンはアレルギーをほとんどおこさない金属ですが、金属に対してアレルギーのある人は、皮膚科等でパッチテストや血液検査を受けて頂く場合があります。
Q. 喫煙していますが、インプラント治療できますか?

喫煙はリスクとなります。治療後もインプラントの寿命を縮める要因とされているので、もしインプラント治療を受けるなら、禁煙もしくは減煙するべきでしょう。
浅草KT歯科
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